
健康な女性の基礎体温表は低温期と高温期の二相性で表されます。基礎体温が低い状態になると月経が始まり、月経後もしばらくの間低温期が続きます。その低温期の後に急速に基礎体温が上昇します。
この低温期と高温期のちょうど境あたりで排卵が起こるとされ、高温期はおおよそ2週間ほど続きます。このように低温期から高温期までを生理周期と呼びます。この生理周期のしくみを利用することで排卵日を知り、妊娠可能日やそうでない日を割り出すことができるのです。
妊娠を目的とする場合、この生理周期より推測して排卵日と思われる時期から高温期に移行するまでの間に性交を行なうことで妊娠の可能性が高くなります。
実際のところは、排卵は低温期の最後あたりの数日から高温期に入った直後のどこかで起こり、予測するにはある程度の幅を要します。一般的には、低温期の最終日を排卵日と見なすようですが、基礎体温表からは高温期に入ってからでないと排卵日の推定ができないため、事前にしっかり予測するためには排卵検査などを併用するのが望ましいでしょう。
また、避妊を目的とする場合は、高温期に入って4日ほど経って完全に排卵が終わったことを確認できてから次の月経が始まるまでの10日間ほどが妊娠不可能日であると言われます。
しかし、体調の不具合や計測ミスなどにより正確な高温期が分からなかった場合や、稀に高温期に入ってからの排卵が認められるケースもあるため、注意しなければなりません。