
基礎体温を測っていくと、体温が高くなる時期と低くなる時期に分かれることが解ります。高温期は低温期と比べて0.3?0.5度ほど高くなります。一般的に12?14日ほど続きます。
高温期は、排卵後の卵胞が黄体に変化することで黄体ホルモンを分泌し始めることによって起こります。高温期が16日以上長く続くようであれば、妊娠をしている可能性が考えられます。しかし、妊娠していなくても持続黄体依存症である場合、高温期が続きますので、どちらにしても高温期が長く続く場合は早めに医師に相談することをお勧めします。
逆に、高温期が6日ほどの短い間しか続かない場合は、無排卵や黄体機能不全の可能性があります。こちらも速やかに医師の診察を受けましょう。高温期と低温期の温度差が0.3度以下で高温の期間も8日以下の場合は、黄体の働きが悪い可能性があるため、こちらも注意が必要です。
PMS(月経前症候群)と呼ばれるものがあります。これは排卵後から月経が始まるまでの高温期に起こる身体的、精神的な諸症状です。身体的には、胸の張りや痛み、腰痛、肩こり、むくみ、疲労感などが挙げられます。
精神的には、イライラ、憂鬱、過食、集中力低下などですが、月経が始まることでこれらの症状はほとんど緩和されます。一般的に高温期は妊娠しにくいと言われていますが、高温期の間がすべて妊娠しない期間という訳ではありません。
妊娠しないと言われる日は排卵日の5日後から月経の前日までです。しかし、この期間も完全に妊娠しないわけではありませんので、妊娠を望まない方は注意が必要です。