
不妊で悩んでおられる人にとって、その原因を調べるための検査は不妊治療にとって非常に大切なものです。検査には6大基本検査があり、それらを、一通り検査を行なうことでほとんど原因を見つけることができます。
その中でも基礎体温測定は最も重要とされています。不妊症の6大検査には「基礎体温測定」「精液検査」「子宮頸管粘液検査」「フーナーテスト」「子宮卵管造影検査」「経膣超音波診断」があります。
ホルモンの分泌異常が不妊の原因である場合もあります。性腺刺激ホルモンであるゴナドトロピンの値が異常に低い場合は低ゴナドトロピン性卵巣機能低下症と言われ、間脳や脳下垂体が原因である排卵障害が考えられます。
反対にゴナドトロピンの値が高い時は高ゴナドトロピン性卵巣機能低下症と言われ、卵巣機能が原因の排卵障害が考えられます。また、エストラジオールは子宮内膜を厚くし、子宮頸管粘液の分泌を促し、妊娠しやすい状態に整えるホルモンです。
プロゲステロンは基礎体温を高温に維持させるホルモンです。受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くする働きがあります。プロラクチンという授乳中に放出されるホルモンがありますが、妊娠していないのにもかかわらず、このプロラクチンの値が高くなると、排卵を邪魔してしまいます。
これを高プロラクチン血症といいます。また、副腎や卵巣から分泌されるテストステロンという男性ホルモンの値が高くなると、多毛などの男性化徴候が見られ、排卵障害が起こることもあります。