
持続黄体依存症とは、何らかの原因により妊娠していないにもかかわらず、黄体の寿命が伸びてしまうことで月経がなかなか予定通りに始まらない現象のことを言います。高温期が18日以上続く場合にこの持続黄体依存症の可能性が考えられます。
原因は現在のところ不明のため、完全な治療法は見つかっていません。今のところ月経を強制的に起こしたり、自然に月経が訪れるのを待ったりするしか方法はないようです。一時的に持続黄体依存症を発症する人もいます。
通常、黄体ホルモンは2週間ほどで減退していくのですが、何らかの原因でホルモンバランスに影響して持続黄体依存症になってしまうことがあるようです。黄体化未破裂卵胞(LUF)は黄体化無排卵卵胞症候群(LUFS)とも言われます。
普通、基礎体温で低温期から高温期に移行することで排卵が行なわれたとみなされますが、稀に無排卵の状態で不完全に黄体化した卵胞より黄体ホルモンが分泌されて、通常の月経周期のような状態を示すことがあります。実際には無排卵なので、妊娠することはありません。
この症状を見極めるには専門の医療機関でのエコー画像による診断が必要になります。この場合、正常な排卵に比べると黄体化が弱いため、基礎体温において、黄体機能不全と同じ特徴が見られる場合があります。
持続黄体依存症も黄体化未破裂卵胞も不妊の原因となりますので、妊娠を希望される人は速やかに専門医師の診察を受けるようにしてください。